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味わう:フランスのお米
    第3話 もっとお米を楽しもう!【日本篇】
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  ■□日本流食べ方■□

□■白飯
ハイテク制御の電子ジャーに慣れきった我々にとって、フランスお米生活を極めるための道は2つくらいしかない。ひとつは、電子ジャーあるいは同等品を入手すること。もうひとつは鍋炊きを修行することである。前者の場合、電子ジャーを日本から送るか(その際、電圧の違いに注意。炊飯器の場合消費電力が高いので、大きな変圧器が必要になります)、中華マーケットで日本人の目にはちょっと時代遅れにも映る(そこが良いという声もあるが)炊飯器を入手するか、あるいは家電専門店でこちら式の炊飯器(というよりは電気式の蒸し器で、容器は透明ポリカ製のものが多い)を購入するか、である。
では、後者の場合どうか? これは各自修行してもらいたいところだ。しかし、それで終わってしまってはわざわざ記事を書く意味がないので、基本的なとこだけおさらいしとくことにする。
まず、深めの厚底鍋を用意し、米を適量入れる。研ぎ洗いする。水を捨てる。
必要に応じてこれを数回繰り返す。
水を張る。そのまま30分くらい放っとく。玄米、半つき米の場合は、少なくとも1時間は水に浸した方が後でおいしい。ここで昆布を入れる人もいる。
水加減を調節し、ふたをして火にかける。水加減は白米の場合は米の量の1.2〜1.3倍、玄米の場合は1.5〜1.8倍が目安。目分量の場合、米の上面に手のひらを乗せ、水が手首にかかる位がちょうど良い水加減。あるいは鍋のふちに片手を差し込み、米を鍋の中央まで押し出した場合に盛り上がった米の高さと水の高さが一致していれば大丈夫。
炊く。♪初めちょろちょろ、中ぱっぱ〜。米を鍋炊きするときは、絶対に脇目を振ってはいけない。気を抜くとおいしいご飯は出来ましぇんよ。温度の微調整の効かない電気式調理台の場合は、特に注意が必要かも。はじめは強火に、吹きこぼれそうになったら火を落とす。グツグツ、ガタガタ言っているうちは水がまだある。これが聞こえなくなったら、火を止める。「鶴の恩返し」ではないが、炊飯中、決して蓋を取って中を見てはいけない。
炊きあがったら10〜30分くらい蒸らす。まだ蓋は取らない。
蒸らし終わったら蓋を取り、鍋のふちにしゃもじを入れて上下にほぐし、余分な水分を飛ばす。
いただきまする♥


□■お茶漬け
フランスにいるとなかなか食べられないのがお茶漬けなどの、純和風ジャンクフード。炊きたてご飯で、ってのはちともったいないか?
材料
ジャポニカ米
梅干し(焼き鮭、刺身などお好きな具で代用可)
のり
わさび
ミツバ(香草、パセリなどで代用可)
煎茶
作り方:ご飯をもり、具をのせ、のりを振りかけたところにお茶を注いでいただく。


□■おにぎり
ちょっとしたピクニックやハイキング、日本人ならおにぎりとお茶の入った水筒くらいぶら下げてきたいもの。僕もよく散歩に持ってきますよ。そして昼食時にフランス人に変な目で見られる。確かに黒いボールをぱくぱく食べる姿は異様か?
材料
ジャポニカ米
タラモ、焼き鮭、梅干し、ツナ缶(その他何でも)
のり
粗塩(gros sel)
作り方:両手を水につけてからご飯をとり成形し、親指で穴をあけて具を押し込む。手に塩をつけてさらに握り込み、形を整え、のりを巻く。


□■すめし
お寿司のネタの方はまた別の機会に説明するとして、すめしの作り方。
材料(4人前)
ジャポニカ米4合
米酢大さじ5
砂糖大さじ4
塩大さじ2
昆布
作り方:
米酢の中に昆布をいれ、30分ほど放っとく。昆布を取り出して米酢を火にかけ、砂糖と塩を溶かし込む。
固めに炊いたご飯をおひつ(サラダボール)に空け、団扇で煽って冷ます。上で用意したすし酢を加えながら、しゃもじでご飯を切るように混ぜる。

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